チェーンクリーナーの使用注意点について
チェーンオイルの役割は防錆をするためのプロテクション効果、ポリマーによる耐水性の実現が必要不可欠になります。
主体的な役割は金属同士が触れ合う際の摩擦抵抗を軽減することで、エネルギーの伝達を妨げないことが目的です。
部品には大きく分けて二種類があり、シールタイプチェーンとノンシールタイプのチェーンがあります。
チェーンクリーナーもチェーンオイルも、それぞれ適合モデルがあるので説明の記載をチェックすることが必要です。
シールタイプチェーンはコマとコマの間に特殊なリングが封入されており、新品時にはグリースが圧入されており自動で注油してくれる構造になっております。
強力なチェーンクリーナーはグリースを落としてしまうので、新品時には逆に使わない方がいいケースもあるのです。
雨に何度も降られたり歳月を経た場合には、内臓グリースが消耗してしまうためにクリーナーをしようしてからチェーンオイルで注油することが必要になります。
チェーンクリーナーはチェーンの汚れを落とすだけではなく、防錆剤が配合されており奥深くまで浸透してくれることが特徴です。
強力な効果があるのでアルマイト塗装や、アルミの地肌に付着すると変色する恐れがあります。
必ず古布などのウエスを使い、飛び散らないように使用することをしなくてはいけません。
別売りのアタッチメントを取付ければ、チェーン幅に応じて効率的な噴霧をすることが可能です。
オートバイだけではなくチェーンソーや自転車、草刈り機などのチェーンにも使用することが出来ます。
アルマイト加工を施してある場合は適合品を選び、シールチェーンの場合には使用時にチェックが必要です。